きちんと母乳が出ているのに、赤ちゃんが母乳を飲みたがらないときがあります。
そんなときはママから正常な母乳が、出ない状態になっている、可能性があります。
母乳を皆さん飲んだことはありますか?
なんとなく母乳は、飲むことに抵抗があるかもしれませんが、実は正常な母乳は大人が飲んでも美味しいのです。
少し舐めてみて、ほんのり甘みがあって美味しいと、思えるようであれば正常です。
それからタオルなど、白い布に母乳を垂らしてみて色が変わらない、もしくは若干、黄色がかっている母乳であれば問題はありません。
しかし香りがきつい、タオルの色が目に見えて変わってしまうようであれば、乳腺炎などの疑いがあります。
乳腺炎にかかってしまうと、母乳の味が変化しますので、せっかくの母乳を子供が嫌がって飲まなくなります。それにおっぱいが熱を持ってしまって、ママがとても辛くなってしまいます。
早期に発見して、食生活や授乳姿勢の改善をしましょう。脂肪分が多いケーキやお菓子は、少量ならママの息抜きに必要ですが、
過剰に摂取してしまうと、母乳がねばつき甘ったるくなってしまい、正常な母乳が出ない原因にもなります。
そして授乳の姿勢も注意が必要です。赤ちゃんが、おっぱいを吸う角度を固定してしまうと、使われない乳腺に、溜まった母乳がどんどん古くなってしまいます。
古くなった母乳がたまっていくと、乳腺炎の原因にもなります。
古い母乳は風味も違いますので、赤ちゃんが飲まなくなることもあります。こまめに自分の母乳をチェックして、赤ちゃんが笑顔で飲んでくれる母乳育児を、心がけられるといいですね。