母乳が出なかったり、少なかったりすると赤ちゃんに吸わせにくいですよね。
ミルクの方が母乳よりも積極的に飲む様子をみるとくわえさせるのも なんだか申し訳ない気持ちになってきてしまいます。
生まれたばかりの赤ちゃんは、哺乳瓶よりも吸う力がいる母乳では上手に飲めないので 余計に嫌がることがあります。
でも、申し訳ない、と赤ちゃんに遠慮させてくわえさせないと
どんどん母乳が出ない体質になってしまいます。
赤ちゃんに座れるとホルモンで乳腺が刺激されて母乳が作られやすくなるのです。
吸われないと乳腺が刺激されず母乳が足りていると
体が判断して母乳がでなくなってしまいます。
母乳がたまった、と感じてから子供に吸わせるのではなく 母乳が出なくても赤ちゃんが泣き出したら吸わせる、という習慣をつけることが重要です。
母乳はミルクと比べて消化吸収が良いので、ミルクよりも短い間隔で赤ちゃんはお腹を空かせます。
そして赤ちゃんを母乳で育てているママは母乳が出ないと感じているママよりも 回数を多く赤ちゃんにおっぱいを吸わせていることもわかっています。
母乳が出なくても1日10回以上は赤ちゃんにくわえさせることが必要です。 母乳が出なくても吸わせる、 母乳ができている感覚がなくても吸わせる 。左右5分ずつでもいいのでとにかく粘り強く続けることが母乳育児では重要なのです。