母乳は、ママ1人の頑張りだけでは、なかなか出ないままです。
ママが食生活や母乳が出やすくなる習慣を心がけて、赤ちゃんにしっかり吸ってもらってようやく出るようになります。
しかし生まれたばかりの赤ちゃんは母乳を飲むどころか、全く吸わないことがあります。
お腹が空いてるはずなのに、うんともすんとも泣かずに、7時間、8時間すやすや……。
生きてるのか?と心配になって呼吸を確認したくなります。
この状態の赤ちゃんは、まだ生活リズムが整っていません。食欲よりも睡眠欲が優ってしまっている状態です。この状態が長く続くと、乳腺が全く刺激されないので、母乳がいつまで経っても出ないままとなってしまいます。
そんな時は、最低でも3時間おきに、赤ちゃんを起こして母乳やミルクを飲ませましょう。足の裏をこすっても構いません。
しかし、無理やり起こしても、赤ちゃんは眠いので、体力がいるおっぱいを吸うという作業はしてくれないことがあります。しかし、乳腺が刺激されなければ、母乳は出ない状態のままです。
どうしても、おっぱいを吸ってくれないのであれば、搾乳をしましょう。
搾乳した母乳を哺乳瓶で飲んでもらうのです。
哺乳瓶のほうが、おっぱいから直接もらうよりも力が必要ないので、意外と飲んでくれることがあります。
哺乳瓶の中には、おっぱいと似た形の飲み口のものもあります。そういったものを活用すると、体力がつき始めた頃には比較的、スムーズにおっぱいを吸ってくれます。