母乳育児のメリットが最近では明らかになってきています。WHO(世界保健機構)では母乳での育児を推奨しはじめています。ここでは母乳の魅力を改めて紹介したいと思います。
まず、母乳は粉ミルクのように定期的に購入する必要がないので経済的な負担が少なくなります。赤ちゃんが成人になるまでにかかる金額が2000万円と言われている昨今ですから少しでも将来の子供のために備えておきたいですよね。
母乳で育てるメリットは経済的側面だけでなくママや赤ちゃんにもあります。母乳育児をすると子宮の収縮が促進されます。母乳を赤ちゃんに飲ませることによってオキシンというホルモンがママの体内で分泌されます。このオキシンが子宮の収縮を進めてママの体の回復を促してくれるのです。
更に母乳を赤ちゃんにあげると精神が安定することもわかってきました。母乳で育てる、ということはママにのみ負担が増えてしまいます。育児ノイローゼという言葉が広く使われて育児に対して不安を持つママも多いかと思います。
しかし、母乳を一所懸命飲む赤ちゃんの顔を見ていると自然と優しい気持ちなっている自分に気づくのではないでしょうか。
ママの体は妊娠中は栄養を溜め込みやすい体質になっています。そのため産後は元の適正な体型に戻るようダイエットをする必要があります。母乳はその出産後のダイエットの面においてもママを助けてくれます。授乳はママの体内の栄養素を赤ちゃんに渡すことです。だから、授乳は妊娠で蓄えた脂肪を効率よく減らすことができるのす。
母乳で妊娠中に蓄えた栄養を赤ちゃんに与えることができれば栄養豊富な母乳を赤ちゃんは口にできてママはベストな体型に戻れる、と母乳はいいことずくめなのです。