母乳のメリットを別の場所で紹介しましたが、前回はママのメリットを中心に紹介しました。今回は1番気になる赤ちゃんへのメリットを紹介します。
最近の粉ミルクもとっても良質で、成分がどんどん母乳に近くなっています。しかしそれでも粉ミルクは母乳に近いだけであって、母乳と同じではありません。
例えば生後間もない赤ちゃんの腸には、ビフィズス菌が大量にいます。それなのに粉ミルクには、ビフィズス菌がわずかしか含まれていません。
一方母乳には、ビフィズス菌が多量に入っています。これを飲むことで赤ちゃんはママの免疫を、受け取ることができます。
つまり赤ちゃんが免疫を受け取ることができるのは、母乳だけなのです。
生後間もなくは色々な病気にかかりやすい時期です。少しでも丈夫に、健康に育っってほしいですよね。
母乳はママの体内から直接出ますので、既に赤ちゃんにとって飲みやすい温度に調整されています。
また哺乳瓶よりも、乳房から母乳をもらうことは力がいりますので、赤ちゃんの顎の発達にも役立ってくれます。
そして母乳は、子供が成長するにつれて、最適な成分にも変化するのです。これは粉ミルクではできないことですよね。
粉ミルクよりも母乳の方が、卒乳がスムーズにいかないケースが多くあります。
がその時期の子供に合わせて母乳の成分は変化していますので、焦る必要はありません。